新宿・四谷近郊で弁護士への離婚問題の無料相談は弁護士権藤理俊

離婚・男女問題

良くあるご相談内容

離婚が成立するのか不安を感じている方へ

過去の裁判例をご説明するとともに、必要に応じて証拠集めのアドバイスをいたします。

離婚時に問題となるお金の額を知っておきたい方へ

おおよその概算をお示しできますので、新生活の展望がイメージしやすくなるでしょう。

我が子と別れて暮らしたくないという方へ

親権が獲得できるかどうかの見込みと、今後の注意点について解説します。

弁護士へ相談するメリット

離婚に関する話し合いを、相手と直接顔を合わせずに進めることができます。当事者同士の場合、過去のいきさつや感情論に終始し、なかなか条件交渉に至らないケースが散見されます。特に同居を続けている場合は、なおさらでしょう。弁護士がクッション役として間に立ちますので、ストレスが軽減します。

ケーススタディ

1: ご相談内容

夫と長年折り合いが悪く、最近は生活費も十分に払ってくれなくなりました。夫から離婚を迫られており、悩んでいます。

2: 当職の対応

婚姻費用分担請求調停を提起して生活費の支払いを確保したうえで、落ち着いて慎重に離婚の協議を行いました。

3: 結果

夫から提起された離婚調停において約半年間の協議を行い、財産分与と数年間分の生活保障金を得て離婚に至りました。

4: ポイント

夫婦間には扶養義務があり、稼ぎの多い側は婚姻費用（生活費）を支払う義務があります。夫から生活費を支払ってもらえない場合、まずは早期に婚姻費用分担請求調停を提起して、家庭裁判所の基準に基づく婚姻費用の支払いを受け、安心して暮らせる環境を整えてから、離婚するか否かを慎重に検討するべきです。この事案では、毎月の婚姻費用の支払いを確保してから、毅然とした姿勢で離婚条件を提示し、こちらにとって納得のいく形での離婚に結び付けることができました。

1: ご相談内容

半年前から夫の帰りが遅く、浮気を疑っていたところ、離婚を切り出されました。相手の女性は分かっており、二人とも許せません。

2: 当職の対応

離婚を望む夫から提起された離婚調停において離婚を成立させたうえで、相手の女性に対して慰謝料請求訴訟を提起しました。

3: 結果

夫との離婚では十分な金額の財産分与を得て、不倫関係についての慰謝料は相手の女性に支払わせました。

4: ポイント

不倫を原因とする離婚では、不貞行為に基づく慰謝料請求を誰からどのように回収するかを慎重に検討する必要があります。この事案では、夫との離婚では敢えて慰謝料を請求せず、離婚を望む夫に当方に有利な財産分与を認めさせてから、相手の女性に不倫に関わる慰謝料請求をする方法をとりました。この際、こちらが押さえている不倫の証拠はギリギリまで隠し、相手の女性が裁判所で嘘の弁解をした直後に証拠をぶつけるという手法を用いて、目安金額の上限の慰謝料を支払わせることに成功しました。

離婚・男女問題に関するご質問

取り決めておきたいお金の種類には、どのようなものがありますか？: 「財産分与」「養育費」「婚姻費用」「慰謝料」の4点です。「財産分与」は､結婚後に増加した共有資産を等分します。「養育費」と「婚姻費用」には算定表がございますので、額面を争うことはほとんどありません。残る「慰謝料」については、類似した判例から概算をお見立てすることが可能です。
約束した養育費を払ってくれないのですが？: 慰謝料や養育費は約束するだけでなく、実際に請求を起こす必要があります。それでも支払われない場合は、相手方の給与を差押えるなどの方法を検討してみましょう。
親権はどうやって決まるのでしょう？: 一般には、母親側が有利とされているものの、昨今はされほど単純でもありません。家裁の調査官がご家庭を視察した調査見解と、経済状況や養育環境などを総合的に判断して、どちらがふさわしいのかを決めていきます。また、夫婦間で別居をしている場合は、お子さんがどちらの親と暮らしているのかを重視します。下準備によって結果が左右されることも考えられますので、事前に弁護士と打ち合わせてはいかがでしょうか。